体温・脈拍 セルフチェック

セルフチェック

体温と脈拍は健康状態のバロメーター

体温と脈拍は、バイタルサイン(ヒトの命の基本的な兆候を意味し、人間が生きている状態を示すしるしの事)の一つです。健康であれば、一定に保たれていますが、体に異常があると体温、脈拍の数値が変化します。日々の健康状態を知るため、自分の平熱、健康な時の脈拍数を把握し、定期的にチェックしましょう。

体温チェック

平熱よりも0.5℃以上の差があるときは、寒気・ふるえ・倦怠感・熱感・頭痛・目の充血・食欲低下がないか確認します。一つでも当てはまる場合は、不調の兆しです。

体温の基礎知識

体温の高低わきの下→口の中→直腸の順で体温は高い
成人の脇の下の平均体温36℃~37℃(日によって1℃以内の体温差なら正常)
成人以外の体温高齢者:成人よりやや低い
こども:成人よりやや高い
新生児:37℃~37.5℃
一日の体温の変動早朝は低く、夕方は高い
行動・状態による体温変化食事や運動、精神的興奮で体温は上昇
睡眠や安静、あるいはお腹が空いている時、体温は下降

体温の測定箇所

1.わきの下
2.口の中
3.耳の穴
4.肛門

体温チェック時に気をつけること

一般的に、わきの下で体温を測る事が多いので、そのときの注意事項をご紹介します。

  1. 同時刻に同部位で測定する。
  2. 一般的には10分間測りますが、高齢者の場合は皮膚の熱伝導が悪いので、15~20分間ぐらい測る。
  3. 片方の腕などに麻痺がある場合は、健康な側で測る。
  4. わきの下に汗をかいている時は、そっと汗を拭いてから測る。

体温の正しい測り方について

体温計メーカーのサイトに、体温計の豆知識や体温の正しい測り方などが掲載されてれていますので、参考にご覧ください。

・テルモ体温研究所 https://www.terumo-taion.jp/

体温計の種類

体温計は測る場所によって違いがあります。

  • わきの下
    :ワキに挟んで体温を測定します。日本で一番使われている体温計です。
  • 口の中
    :体温計を舌下にあてて、口を閉じて測定します。おもに婦人体温計があります。

  • :額等から放出される赤外線を測定し、体温に換算して表示します。大きな病院などの入り口でよく測定している非接触型の体温計です。

  • :赤外線センサーで耳の中の赤外線を測定し、体温を測定します。測定時間が短いため赤ちゃん用として使われることが多いです。

参考:テルモ体温研究所 体温計の種類

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脈拍チェック

脈拍は、心臓の拍動が、体の表面近くの動脈で触れたものをいい、1分間測定します。 脈拍数が50以下、または100以上で、脈の触れ方が弱く、リズムが乱れるようなときは不調の兆しです。

脈拍の基礎知識

脈拍数寝た状態→座った状態→立った状態の順で脈拍数は多くなる
成人の1分間の脈拍数目安男性:65~75回
女性:70~80回
(平均:60~100回)
リズム良く脈を打っていることが望ましい
成人以外の1分間の脈拍数目安高齢者:60~70回(平均は50~60回ぐらい)
児童:80~90回
幼児:110~120回
新生児:130~140回
行動・状態による脈拍数変化食事や入浴・運動・発熱で脈拍数増加

正しい脈拍チェックの仕方

脈拍を測る部位は3ヶ所あります。
朝の起床直後、夜の寝る直前などの、気持ちが安定しているときに測ります。

部位の図部位名測り方
脈拍を測る位置 橈骨動脈橈骨(とうこつ)動脈図の赤い〇印を、人差し指・中指・薬指の3本で、動脈に沿うようにあてて測ります。
脈拍を測る位置 上腕動脈上腕動脈図の赤い〇印を、人差し指・中指・薬指の3本で、動脈に沿うようにあてて測ります。
脈拍を測る位置 総頸動脈総頸(そうけい)動脈測定する側の反対方向に顔を向け、赤い〇印部分に指先を軽く当てて測定します。

脈の乱れ 不整脈かも?

不整脈には病気に由来するものと、そうでない生理的なものがあります。不整脈とは脈がゆっくり打つ、速く打つ、または不規則に打つ状態(期外収縮)を指し、脈が1分間に50以下の場合を徐脈、100以上の場合を頻脈といいます。

不整脈の疑いがあったら、かかりつけの内科を受診して相談しましょう。
※詳しい検査や専門医の受信が必要ならば、かかりつけ医から紹介状を書いてもらってください。

参考:国立研究開発法人 国立循環器病研究センター 不整脈

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