寒くなると美味しくなる柿。
柿は栄養も豊富で医者いらずといわれています。柿に含まれる主な栄養成分は、ビタミンC、βカロテン、タンニン、カリウム、食物繊維などがあり、体に良い成分ばかりです。
しかし、食べ過ぎると良いことはありません。
当記事では食べ過ぎるとどうなるのかについて紹介していきます。
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柿を食べ過ぎると体調不良になる
どんなに体に良い食べ物でも、食べ過ぎはよくありません。
では柿を食べ過ぎた時はどんな体調不良が起こるのでしょうか。
胃に石がたまる(柿胃石症(かきいせきしょう))
柿の渋みの主成分であるシブオールが胃の中で酸などと合わさり、周りの食物繊維などを巻き込んで非常に硬い石ができます。この石が胃の出口を塞ぐと、腹痛、膨満感、吐き気、嘔吐などの症状が出ます。
また胃の壁に当たっていると胃の粘膜を傷つけて、びらんや潰瘍を形成して出血を引き起こすこともあります。
更には消化管に穴をあけてしまい(消化管穿孔)腹膜炎を合併する場合もあるようです。
そして胃の中にできた石が腸に流れて詰まると、腸閉塞になってしまい緊急手術で摘出しなければならなくなります。
年齢とともに胃酸の分泌が少なくなる高齢者の方は特に注意が必要です。
消化不良や便秘
柿には「タンニン」が含まれていて、これが腸内の水分を吸収して便を硬くすることがあります。特に未熟な柿はタンニン含有量が多いため、便秘の原因になることがあります。
低血糖のリスク
柿には「ソルビトール」という糖アルコールが含まれていて、これが一部の人(遺伝性果糖不耐症)に低血糖症状を引きこす可能性があります。
カリウム過剰摂取による「高カリウム血症」
柿はカリウムを多く含むので、腎臓に疾患がある人が大量に食べると、高カリウム血症になる可能性があります。これにより、心拍の乱れや筋力低下が生じることがあります。
高カリウム血症が重症化すると、不整脈が起こることがあります。また、カリウム濃度が極めて高くなると、心臓が止まることがあります。
柿は1日何個まで?
1日1~2個程度が適切です。(柿1個は約200g)
私の自宅にある柿の木になった実で、実際の大きさを見てみます。↓

この柿は直径約6cmです。
スーパーで売っている柿と比べると小ぶりです。

柿ひとつの重さは109.5gです。
スーパーで売っている柿は、1個150~200g程度と思います。
柿1個には、1日の必要量の約70%を補えるビタミンCが含まれるので、風邪予防や美肌効果が期待できます。ですが、糖質も約30gほど含まれるため、糖尿病の方や血糖値が気になる方は注意が必要です。
また、柿を食べると体が冷えると言われているので、夜遅くに食べることは避けましょう。
(寝る前に体が冷えると体は体温を上げようとして、リラックス状態に入るのが難しくなり、入眠が遅れます。)
適量を食べて旬の味を楽しみましょう。
参考元:
・DIAMOND Online【ウソのような本当の話】「柿」を食べ過ぎると「胃に石ができる」という驚愕事実
・MSDマニュアル プロフェッショナル版